CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

新プロジェクト

3V動作フラッシュROMの書込みをやろうとしているのは実はこれを動かしてみるためでした。

東芝TLCS-900/H1シリーズのTMP92CM22です。もはやレトロCPUではなく比較的新しいマイクロコントローラですがZ80ベースを32bitに拡張したアーキテクチャや内蔵ペリフェラルが整理されているのも使いやすそうです。

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構成、基板パタンもすでに考えています。8bit幅でバスサイジングした外部バスにメモリとしてROMとSRAMを1個づつ接続。クロック、リセット、電源など最低限の周辺だけ載せて残りの機能ピンはピンヘッダで外部に取り出せるようにしてあります。つまりAKI-80の32bit版のような感じです。

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ワンチップでも動くマイクロコントローラなので設計的な問題はありませんが、今回の最大の難関、プロジェクトの成否は0.5mmピッチ100ピンLQFPがハンダ付けできるかどうかにかかっていると云えます。基板サイズは100*50mmに収めていますが、これは要はROMライタ基板と異種面付けで一緒に作ってしまえという作戦です

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