CPUとROMだけの環境ですがまずは最小のプログラムを動かしてバスの挙動を見てみます。いつものことですが
JMP $ からですね
日本ではTMS99XXはメジャーではありませんが米国では1980年代にテキサスインスツルメンツ社製のTI-99/4というホームコンピュータが結構ヒットしたようで今も熱心なマニアのフォーラムがあるようです。エミュレータも作られていて、それに付属しているアセンブラを使ってみました。
TMS9995は0000番地から割込みベクタが並んでして、その先頭がリセットベクタです。CPUはコールドスタート時に0000番地の1ワードをWP(ワークスペースポインタ)へ0002番地の1ワードをPC(プログラムカウンタ)へセットしてその番地へジャンプします
結果、コードはこのような具合になりました。
これをROMに焼き付けて実行させてみました。
アドレスバスは80Hと81H、データバスは10HとFFHを繰り返し出力しているはずですがロジアナをプローブするのも面倒なのでデータバスのLSB(D7) ・・ch1とROMの/OE ・・ch2 の状態です
たしかに2バイトのフェッチを繰り返しているのでたぶん正常でしょう。