CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

最小ループ


いつものように最小ループを最初に確認してみます。
ROMの$7FFF0番地(メモリマップ上は$FFFF0番地)が8086のリセットベクタなのでそこからJMP$($EB/$FE)を書き込み、ボードにセットします。
初めのうちは交換が容易なようにZIFソケットの下駄を履かせています

 
イメージ 1
 
MEMRD(ROMの/OE)・・・CH1(黄色) データバスD2・・・CH2(水色)をプローブしてみた結果です

イメージ 2

確かにループしているように見えますがさらにデータバスを1本1本見ていくとD2,D4,D8だけが変化していてそれ以外のビットは常にHになっていることがわかります。つまりデータバス上に
 FEEB:1111111011101011
 FFFF:1111111111111111 
                    (プリフェッチされたブランクコード)
が繰り返し現れていることになりJMP$が正しく実行されているようです