CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ソケット取り付け

ピンヘッダを取り外した跡に変換ソケットを直付けになるわけですがこれがまた大変でした。
2.54mmピッチの正方格子のピンを孔に挿すというのは双方既製品なら何でもないことですがお互い手作業の精度の悪い工作なのでなかなかピンと孔がヒットしません。
52本同時に孔に刺さるというのはかなりの精度であることがわかります。
 
それでも何とか手先の感覚だけでピンの曲がり癖をつけていきながら丸一時間格闘。
突然、何の前触れも無くスポッと収まりました。
 
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これで以前の高床式倉庫に比べだいぶ低く収まってカッコがつきます。
 
ピンを半田付けしたら配線も元通りになって動作もOK!といきたいところですがまたまた問題発生。
今度はCPUがうんともすうともいいません
原因は明らかで、ピンヘッダを除去したときスルーホールを壊しちゃったみたいです。
スルピンで通した銅パイプがピンと一緒に抜けたか半田の吸い取りすぎでパイプとランドが接触不良というところでしょう
 
裏と表のランドが非導通になるので表(部品面)でラインを引き出してる部分(下の緑色のライン)
が怪しそうです
 
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信号線が部品面パタンでつながるピンが接続先に行っているかどうかを1本1本チェックです。
しかも52ピンPGAは変換ソケットで44ピンPGAに縮退し、さらに44ピンPLCC配置にと2段階の置換で頭がこんがらがりますが何とかダメ接続4箇所を洗い出しました(赤色)
 
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