配線量からいって片面基板で充分であっても、どうしても一部分、両面スルーホールにしたいときがあります。
片面基板の半田面から部品を実装したいとき、それがリード付き部品などで半田付けできるスペースがあれば実装できますが、コンタクト部分が部品の下に隠れてしまうような場合はもう無理です。
そんな時は部品面から半田付けできるように導通したスルーホールが必要です
今回の基板はまさにそれで、半田面にピンソケットを実装したいので無理やりスルーホールを作ってみました。
加工したい穴に0.8mmのスルピンを打ち込んだところです。
裏では半田付けされていますが表面は頭が出てるだけです
半田を吸い取った後、半田面からピンソケットを挿入します。
表面からピンと穴の隙間に半田を流し込むようにして接続
これで一応、パタンと導通が取れています。