CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

アドレス波形

自作ロジアナをつないでループプログラムを実行中のバス信号波形を見てみます。
 
ボード上の表面実装部品やPLCCの端子はしょぼいグラバではつまめないので
結局、基板裏面からリード線を引き出しました。
 
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リセット直後のアドレスバス信号の一部の波形です。
まずA19=1の高位アドレスにあるリセットベクタから5バイトフェッチしてアドレス0番地にFARジャンプしているのがわかります。
その後、0000~0001番地にある「JMP $」を実行しますが、実際の波形を見ると0000~0003番地の4バイト分の命令を繰り返しフェッチしているようです。
 
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これは80286にあるプリフェッチキューに先読みされているからで動作としてはこれでOKだと思います