CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

システム構成

 
もうかなり基板の作成が進んでいますが、いまさらながらシステムの構成図を描いてみました
次の図はシステムの中心となるICUまわりです
それぞれのユニットはシステムコントローラ(実体はPIC18F4550)によって制御されます。
 
イメージ 1
まずプログラムメモリにプログラムを書く場合は
 
(1)ADDRESSバスとINSTRUCTIONバスを出力に設定
(2)ADDRESSバスにメモリ番地12ビットを出力
(3)プログラムカウンタにLOADパルスを送りカウンタをプリセットする
(4)INSTRUCTIONバスにオペコード4ビット
  ADDRESSバスにオペランド12ビットを出力
(5)プログラムメモリにWRパルスを送りバス上の16ビットコードを現在のアドレスに書き込む
 
という手順をとります
 
つぎにこのプログラムをICUに実行させる場合は
 
(1)ADDRESSバスとINSTRUCTIONバスを入力に設定
(2)プログラムカウンタにRESETパルスを送りカウンタを0番地にする
(3)プログラムメモリにRDを送りバス上に現在のアドレスにある16ビットコードを出力させる
(4)ICUのRESETを解除し4ビットのオペコードを実行させる
(5)ICUのクロックに従いプログラムカウンタをインクリメントする
 
このようにして処理が行われます