CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

トランジスタ交換

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8279で制御されるLEDはセグメントが全点灯するとコモンアノードに一瞬200mA程度流れることになります。
桁ドライブのトランジスタは2SA1015で、これの最大コレクタ電流Icは150mAとなっていますが、おそらくパルス的な電流なので全く問題ないはずです。

ただし東芝のデータシートを見るとパワートランジスタには連続IcとパルスIcの最大定格がありますが小信号トランジスタにはパルスIcの定格は無いようで、念のためトランジスタを最大Ic=800mAの2SA950に交換しました。パッケージは全く変わりません。

またONしたときのコレクタ-エミッタ間飽和電圧Vceが2SA1015では0.6V程度ありましたが2SA950では最大電流に余裕があるためか0.2V程度小さく抑えられ結果的にLEDが明るくなりました。
1桁だけ交換すると明らかに違います