CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ソフトスタート

2次出力は+23~24V出ていますが、さらに電圧を上げるためVOUT設定値を増やすと起動と同時に出力がブレークダウンし1次側がショート状態になることがあります。おそらく起動時、2次側のコンデンサ充電などで過渡的に大電流が流れスイッチングのDUTY比が増大、磁気飽和に至ったようです。

 

正常に起動した場合の出力電圧ch1、入力電圧ch2ですが、約50msで立上りその後目標値で平衡状態になります。

 

目標値を変更した場合にも正常に起動するように制御ループに入る前にソフトスタート処理を入れてみました。DUTY比をいきなり目標値にするのではなく0から少しづつ上げていき目標値に達したら従来の制御ループに入るようにします。

 

この処理を入れたときの立上りです。目標値は26Vにしていますが約400msかけて上昇し平衡状態になっています

この処理を入れたことで起動に失敗することが無くなりました