CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

コイル巻き終わり

使ったコアですが買ったときの袋にはこれしか説明が無く・・

 

もういちどアミドンのカタログを調べてみると寸法的にはほぼこれと同じではないかとおもわれます。ただし同じ形状でも材質で#61,#43,#67,#68,#75,#77とシリーズ化されていてそのどれかはわかりません。材質によって使用周波数帯域、透磁率が全く違うようです。ここでは#75と当たりを付けてみましたがそのAL値(磁気抵抗の逆数)は2950(nH/N^2)となっています

 

コイルの方は理論はともかく巻いちゃいました。1層目は0.2mmUEWで1,2次巻線、テープで絶縁して0.5mmUEWで3次巻線してます。雑なガラ巻きですがこんなんで大丈夫でしょうか・・

 

完成後、さっそく10kHzでインダクタンスを測ってみると

 

自己インダクタンスの理論値はAL値×巻数の二乗で算出されるので実測値と比べてみるとかなりいい線行ってます。巻き数のカウントミスが二乗で効いてくるのと、そもそもAL値が±25%の誤差を含んでいるのでコア材は#75と見做してよいでしょう。