PGAの実装例をついでにもう一つ。
TMS320C30-DSPボードの例ですが、このデバイスは15×15グリッドとAm29030と同じサイズでi486DXや68040に比べて1周りも2周りも小さいパッケージです。ところがピン数は最多の181ピンになっています。これは各辺のピンの列が4~5列あるからでかなりのみっしり具合です。
パタン設計では完全にお手上げで単に基板上に支持しているだけ。かろうじて電源ラインその他だけつなげてあとは戦うのを放棄しています。基板自体が小さいのでパタンを引き回すスペースが無いというのもありますが。
基板表面からみるときれいに収まっていますが・・・
基板裏面はUEWで修羅場状態です
結構接続していないピンもありますが、これは拡張アドレスバス13本、拡張データバス32本で端から使わない設計としていました。