CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

リセット解除

クロックはCPUへちゃんと供給されているのですがバスがうんともすんとも動かない!とおもったらRESET信号がアクティブになっていました。今までのボードも大体そうなのですが、ホスト側から遠隔でハードリセット出来るようにシリアルポートのDSR信号をリセット回路につなぎこんでいます。つまり上位ホストが未接続(つまりボード単体)ではリセットで固まってしまいます。ジャンパポストで切り離し出来るようにするべきでした。

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そのため、まだ通信できるわけでもないのにDsub9ピンのコネクタを実装し、ホストとケーブル接続、ターミナルソフトを起動したらリセットが解除されバスがパカパカ動き出しました。

見た目の違いはCPUの上にあるオレンジ色のLED、スーパバイザモードを示すインジケータが何故か点灯しているところです。

あと8ビットパラレルLEDのストローブが浮いていたためノイズでチラチラ瞬いてうるさかったのでI/Oのチップセレクトを生成するもう1個のGALもダミーロジックを書いて差し込んであります。

 

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とりあえずALE(アドレスラッチイネーブル):ch1とアドレスバスA2:ch2をプローブしたところです

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メモリは全てディセーブル状態なので不定なデータバスの内容をフェッチしてむちゃくちゃに暴走しているらしくバス状態も安定しませんが、いちおうCPUは何かしら動いてはいるようです