CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

i486DX2

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第7回 i486DX2

80486DOS/Vパソコンの普及とともに大量に使われ一世を風靡しましたが、今では燃えないゴミ扱い。猫も跨いで通ります。
このボードはオークションで100円で入手したインテルi486DX2を32MHzで駆動しています。(内部64MHz)
メモリはフラッシュROM512kbyte、SRAM512kbyteと、写真撮ったときはまだ全部は実装されていませんが周辺I/Oとして割込みコントローラi8259/タイマi8254/シリアルi8251で構成されています。
アドレスデコーダや制御信号の生成を2個のCPLDに集約しているので基板も非常にすっきりしてます。大きい方のCPLDにはプログラマブルなウェイトジェネレータやウオッチドッグタイマも組みこみました。

このボードでリアルモード⇔プロテクトモードの移行やページングの実験とかしましたが、こんな小規模なハードとプログラムではプロテクトモードのありがたみがわからないし、メカニズムが複雑過ぎです。
プロテクトモードでもなお依然存在するセグメントをみると、やっぱり68Kアーキテクチャが好きだなとういう感じです。