CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ウェイト変更

ウェイトジェネレータのカウンタはタップをQCに変更し、4waitとしました。以下はマニュアルのタイミングチャートを切り貼りして作ったイメージです

RDY#は4カウント後にアサートされますがその間T2の後縁でチェックされウェイトサイクルが挿入されます。これでT1サイクルを含め1/32MHz*5=156ns程度となりROMのアクセス時間に間に合います。I/Oもこれでいいでしょう。カウントは3waitでもいいかもしれません。一方SRAMHM621664HJP-20はアクセスタイム20nsを保証しているのでこちらはノーウェイトでいけそうです。アクセスエリア毎にウェイト数を変えるのはいずれやってみます。

ボード上でのウェイトの状況です。RDY#の幅が設計通り125nsになっています

ch1:ADS#、ch2:RDY#

 

最小ループのフェッチサイクルは約5.4MHz程度で倍まではいきませんが多少高速化しました

ch1:データバスD2、ch2:ROMのアドレスバスA2