CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

回路図入力

8031を中心とした回路を入力完了。
MCS51シリーズでも8031は内蔵ROMを持っていません。開発時にはDLLする領域をとしてRAMも必要で結局、外部拡張バスを引き出すことになります。
 
ここがマイクロコントローラのジレンマで本来は内蔵I/Oを使ってワンチップで済むところが拡張バスのために汎用I/Oピンを消費してしまうことになります。
 
8031の有効ピン数は40本で、8ビットポート4組が本来使用できますが、メモリ拡張のためアドレス、データバスで2ポート。1ポートを/WR、/RD等の制御線に切り替えてしまうと8ビット1ポートしか残りません。
ここは割り切って残り1ポートにはデバッグ用のLEDを8個並べて、汎用I/OとしてPPI8255を増設する、ということにしました
 
もうこうなるとスタンドアロンのCPU、8085やZ80を使うのとさして変わらない回路構成となりました

イメージ 1
シリアルコントローラは内蔵されているので別途用意しなくていいくらいの違いです。
シリアル部分はいつものようにDsubを付けるのはやめて、USBシリアル変換かMIDIのカレントループがつながる構成としています