各メニューの実体を組み込み、メモリへのバイナリファイルのロード、内容表示、実行、と最小限の機能を持つモニタプログラムが完成しました。
さらに高機能なモニタも、この仮モニタの環境下で開発できるので、充分デバッグが済んだらその時点でROMに焼きこんで差し替えることになります
現状のモニタで制約があるのは各コマンドにパラメータを指定できない点です。
つまりメモリのダンプもロードも実行もパラメータなしで全てSRAMの先頭番地である2000H番地固定になっています。というのは入力されたコマンド文字列からアドレス値などのパラメータを切り出す処理というのがアセンブラレベルだと非常に面倒なわけです。手入力で揺らぎや省略のある文字列からスペースやカンマなどの区切り文字をサーチし解析しなければならず、思った以上に大変です。
Cならば書式付入力scanf()で一発なんですが。