CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ハードソフトほぼ完成

最後に残っていた外付けSRAM:HM62256(256kbit)×4個を装着。ボードのハードウェアはこれでほぼ完成です。リンク接続用のコネクタの実装がまだですがこれは自己折返しかもう一枚ボードを作って実験するときでよいでしょう

 

ROMからブートするモニタも原始モニタから少し進化しました

ロード(L)コマンドは転送終了のタイムアウトでプロンプトに戻るようにして転送サイズ表示を追加。エディット(E)コマンドで1バイト毎の編集を可能にしました。またロード、エディット、ダンプ(D)コマンドには開始アドレスをパラメータとして与えることができます。普通は文字列解析が面倒で固定値埋込みにしてしまうところなんですが今回はちょっとがんばりました。

ただ本当は実行(G)コマンドも飛び先を引数で与えたいところなんですがJUMPCALLの引数をレジスタ直接/間接指定するインストラクションセットが見当たらず、やむなく0x00000000の即値指定になってます。入力コマンド列から空きメモリ上に1行アセンブルのようにコードを生成してそこに飛ぶ、とかの手段で実装できるかもしれません。

現時点でのROMモニタのサイズは1838バイトになりました(原始モニタは695バイト)