CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ブート処理(3)

もうひとつPRGDLLというサブルーチンを作っておきました。これはリンク先のボードへバイナリコードを指定バイト分POKEコマンドを使って転送します。

これらを組み立てたブート処理の流れです。まず別途アセンブルしておいたアプリケーションプログラム:LEDチカチカのバイナリをベタでソースコードに埋め込んでおきます。その先頭アドレスAPL_CODEとバイト長104を引数にPRGDLLを呼ぶとリンク先ボードの0x00000000番地以降にアプリケーションのコードがセットされ、続いてBOOTを呼ぶとそのコードが実行されます

 

このコード全体をTransputer1上のモニタでロード実行させるとMSG0"LOAD"、MSG1"BOOT"の文字列を出力して直ちにモニタプロンプトに戻ってきますが、一切手を触れていないTransputer2上でLEDチカチカが実行されているのがわかります