CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

基板設計ミス発覚

 
部品の実装をしながら配線チェックをしていたところ、やらかしちゃっている所が何点か見つかってしまいました。
 
・やらかしポイント1
 
 これは16桁2行のキャラクタ液晶表示器を親子ガメ式に乗せようと思い、用意した14ピンヘッダです。
 1番VDD、2番VSS・・・と回路図中で接続していったのですが、実際にLCDを乗せるとピンヘッダは
 液晶基板の裏側から接続しようとするので奇数ピンと偶数ピンが入れ替わってしまいます
 つまり、まさにこれの逆をやってしまったということです。
 結局親子ガメはムリでフラットケーブルでLCDと接続、となります。
 
イメージ 1
 
・やらかしポイント2
 
  Dsub9ピンのコネクタの固定穴にパタンが接近していてネジの頭とショートしそうになっています。
  一応ギリギリで大丈夫なのですが、本来は菊座金で確実にネジをグラウンドに落としたかった所。
  座金を使うと確実にショートしてしまいます。
  部品をCADのライブラリから選択するときは実物とよく照合したのですが、パタン禁止領域のチェック
  とか引き回し後の手修正が不十分でした
 
イメージ 2
 
・やらかしポイント3
 
  各部位に電源とGNDが供給されているか導通チェックをしていたら、アナログ入力系のGNDが大元の
  GNDと接続されていませんでした。
  回路上ではアナログGNDとデジタルGNDをシンボル、信号名を別にしておき、1点で接続されるように
  以下のように描いたのですが、ERCでエラーが出ちゃってます。
  オートルータでは100%finishとなっていたのに配線はされないようです。
 
イメージ 3
 
  この修正はコーデックの部分でGNDとGNDAをつなぐジャンパを飛ばすことになりますが
  もしGNDとGNDAが同一信号と判断されていたらアナログ/デジタルかまわずにベタ配線されていた訳で
  かえって良かったのかもしれません。
  CADに対してどう指示すれば1点接続になるのか、手動でルーティングしなければならないのか
  ちょっとわからないのでこれで良しとします。