CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

データイメージ化(3)

次にマスクを斜めに貼ってみました
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2
 
この状態のイメージを出力すると大まかに斜め線が出ていますが、ひどいジッタがあります。ビットマップ画像上では16ライン(メモリアドレスで256バイト)周期で4周期繰り返されていることから、これはデータの読出し順序の問題であることは明らかです
 
つまり物理的なメモリセルの配置がリニアではなくアドレスの一部がシャッフルされているということになります。セルの配置から見ると、メモリアドレス14ビットのうちA9,A10がA5~A8と入れ替わっているように見えます
 
A13・ ・ A10・ ・ ・ ・ ・ A4 ・ ・ ・ A0
X X X Y Y Z Z Z Z N N N N N
X X X Z Z Z Z Y Y N N N N N
 
イメージ 3 
 
おそらくレイアウト設計の際、アドレス線をロウとカラムに分けることでたまたま、このような配置になったのだと思います。
このアドレスの入れ替えを考慮してデータを読出し、ビットマップ化するとジッタがほぼ消え、それらしい感じになりました