CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

データイメージ化

ROMの窓に一部マスクをかけて10分間紫外線消去した後、データを吸い上げて、バイナリエディタで開いたところです
 
イメージ 1
 
これを見ると全0x4000バイト(16384バイト)のうち0x1800位~0x1FFFと0x3800位~0x3FFFの2箇所に0xFFで満たされた領域があり、これが紫外線に曝露されてデータが消去された部分だと考えられます。
エディタの簡易ビットマップ表示でも2箇所の黒い帯が見えます。
 
チップ上のメモリセルの物理的位置はユーザが知る必要も無いし、メーカも公開していませんがアドレス0x1FFFから0x2000でデータが折り返していることから、セルと番地の関係はこんな感じになってるんじゃないかとおもいます
 
イメージ 2
 
これに合わせてデータ順序を半分から折り返し、また131,072個のセルの配置はどう考えても256×512にせざるを得ないわけで、さらに256×512pixelの2値化BMPファイルのヘッダ、カラーパレットの計62バイトを連結して画像ファイルにしました
 
イメージ 3
 
なんかそれっぽい画像になりました。
 
黒い部分が紫外線に「感光」した部分になるようです。
ただ境界の3本の線は何なんでしょう?
単にアドレス計算ミスか、マスクのエッジでの回折なのかわかりません