CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ホスト側プログラム

ハードウェア、ファームウェアが大体出来上がってきたので
いよいよWindows上で動作する制御プログラムを用意しなくてはならないのですが
これには実は考えがあります。
 
いきなりですが「らい太くん for FLASH」(笑)
 
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自作の装置の中でいままで最も実用性が高く、現役で便利に使っている
らい太くんシリーズの最新機種でflashROM専用のプログラマです。
 
中身はH8/3048CPUボードに512kByteのSRAMと512kByteのROMを拡張バスに接続したものでROMの部分をそっくりZIFソケットにしています。
flashROMは特定のシーケンスで普通のRAMのようにアクセスするだけでインサーキットプログラミングができるので、プログラマといっても特殊な回路が追加されているわけではなく単純なCPU-メモリ回路です。ただし、そのために電源OFF時にしかROMを脱着できません。
 
このプログラマ用の制御プログラムは既に作ってあるのでこれをそのまま使ってしまおうと思います。リード/プログラム/ベリファイの各コマンドやインテルヘキサ、モトローラSフォーマット、アブソリュートバイナリでの入出力に対応しているので必要な機能は全て用意されています。
 
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プログラマに対しては、例えばROM書込みは 
「P nnnn mmmm xxxx [CR][LF]」
と送出することで「バッファのmmmm番地からxxxxバイトをROMのnnnn番地から書込む」ようになっているので、今回のプログラマインターフェイスをコンパチにすれば、そのまま使えます。
 
ただ、デバイス選択に関しては1Mと4Mのフラッシュ専用のためどちらかの切り替えフラグしか送らないので新たにROMの定義データを送出する仕組みを追加する必要はあります