CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

メモリマップ

CPU内部には大量の内蔵レジスタがありますが、デフォルト状態でもROMからブートすることはでき、この仮の環境下で設定を追加上書きしていきます。まずウオッチドッグタイマを停止、クロックのギア切替、外部拡張したメモリブロックの開始番地、サイズ、ウェイト数設定、チップセレクトピンのイネーブル・・と最低限ここまでは必要です

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この設定で内部クロック分周比1/1で20MHz動作、メモリブロック2(FLASH-ROM)の先頭番地F80000H、サイズ512kbyte。メモリブロック1(SRAM)の先頭番地020000H、サイズ128kbyteの本番の環境となります。

 

内蔵I/O、内蔵メモリを含めたメモリマップはこのようになっています。マイクロコントローラで内蔵RAMが32kbyteもあるのはうれしいですね、簡単な応用ではわざわざRAMを外付けするまでもなさそうです

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