CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

P5 ペンティアム

オークションで初期のペンティアムを見つけておもわず入手してしまいました。
 
自作ボードではPentium以降は無理だろうと考えていたのですが
この初期Pentium(P5)は電源電圧5V、FSB=60MHzで、あと何と言っても裏を見るとわかるように
ピン配置が千鳥ではなく2.54mm正方格子PGAなのでなんとか今の実装テクノロジでいけるかもしれません
 
イメージ 1
 
・・やばい、作る気になってきている。。
 
 
ところがこのチップ、いざ調べ始めてみると情報が非常に少ないようです。
P54以降の電源電圧3.3V、クロック90MHz、千鳥格子PGAのデータシートは本家Intelを含めあちこちにある
のですがP5についてはやっとのことで下のような不鮮明なpinout図を見つけたくらいです。
 
P5,P54というのは浮動小数点演算にハードバグがあって大騒ぎになったのでインテルとしては無かった事に
したいのかもしれません。
 
イメージ 2
 
しかし、自作するとしたらデータバス64ビットというのは気が遠くなります
しかもP5対応のSocket4または21*21PGAソケットというのも入手困難、高価でしょう