CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

マンデルブロ集合(2)

マンデルブロ集合の一部領域を拡大してみました。

c=-0.745438-0.113018i付近を実軸、虚軸とも6.0e-6のスパンでスキャンしたものです。
前回の図を顕微鏡で50万倍に拡大したことになります

イメージ 1


フラクタル状に無限に続く渦巻きが見え、浮動小数点演算の精度が保たれていることがわかります。
(中心部が黒いのは発散に時間がかかるので計算を打ち切っているため)
この処理には約90分かかってます

ところでこのソースを全くそのまま(データ出力部のみファイルに落とす形にして)
VC++2008(MSC/C++9.0)でビルドし、このPC(ペンティアム4 3.6GHz)実行すると
実に2~3秒で完了してしまいます。
単純にクロック比で180倍としてもこの処理時間の違いはどうなんでしょう。

386が遅すぎるのかペンティアムが速すぎるのか・・・