CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

火入れの儀

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ICを挿入して火入れ。+5Vは約180mAでまあ正常。
すばやく各ICの表面を触って熱くなってないことを確認してから各信号を測定しました。

リセット信号のON/OFF・・・・OK
チャージポンプの±10V・・・OK
USBコントローラの24MHz・・・OK
LANコントローラの20MHz・・・OK
CPUクロックの32MHz・・・・・あれ?10MHzちょっとで発振してる?

どうもこの32MHzの水晶は3rdオーバートーンで使用する水晶らしい。
V53ハードウェアマニュアルの推奨回路を見てみるとたしかに基本波を抑制する
LCタンク回路がついてる!
だから何も考えずにつなぐと基本波の32/3=10.6MHzってことですね。
部品箱を探すと24MHzの水晶があったのでこれに交換したら今度は無事24MHzで発振。
ならばUSBコントローラの24MHzをもらえば良さそうなんですがV53の水晶接続端子はアナログ入力らしく外部クロックの注入は不可とあり、一方CPUから出力されるのは原振の1/2のクロックなのでUSBには使えずで結局基板上に3つの水晶が並ぶことに。