CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

新プロジェクト検討

トランスピュータボードの製作でネックになったのが意外にもICソケット(84ピンPGA)だったわけで、レトロCPUをいじるときそれが特殊パッケージだったりすると要注意です。思うに古い機器を廃棄するときソケットに実装されているICは回収されてリサイクルされる可能性がありますが嵩張るボード側はソケットが付いたまま捨てられて残存しにくいのではないかと。

次のプロジェクトではそいうった周辺部品も入手可能を確認してから、ということになりますがそれでいままでも度々案としては浮上してきたこのCPUを検討してみます

 

初代ペンティアムP5です

これは希少な専用ソケットSocket4(273ピンPGA)の手持ちがあるのでいつかは動かしてみようと保管してました

金色のフタ部分にはロゴしかありませんがセラミック部分に以下の刻印がありました

A80501・・これが正式型番なんですね。初めて知りました。本当はA80586と名乗りたったのかもしれません。クロック60MHz品のようですがFSB=内部クロックなので60MHz供給となります。短距離の引回しならギリでいけるかというところでしょう。

DC特性、これこそボードメーカの人しか見ないようなところですが+5V単一動作で約3A流れるようでなかなかの大喰いです