CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

部位特定

電源基板上の部品を電解コンデンサに限定せず丹念に見ていったら、怪しいところが見つかりました。AC入力系のフィルムコンデンサですがなんかヒビ入ってます

 

 

横からみるとまぁ結構派手にやらかしてて黒い飛沫も基板に飛んでました

 

たぶんこのコンデンサが破裂して白煙が出たようです。たしかに煙がでたとき電解コン特有の生臭さいニオイではなかったんでこれで当たりでしょう。

 

さて回路上の挿入位置ですが・・・こういうときサービスマニュアルがネット上で見つかるというのはほんとに助かります。

場所はAC入力、パワースイッチの直後。スナバーというかスパークキラーのようなものでしょう。これで場所がわかってちょっと安心。0Vか100Vかの1次側の事故なので、2次側主回路に過電圧が印加されてしまったということはないハズ

破裂したC1018 0.068uFと直列抵抗R1018 30Ω・・これも状況からいって無事ではないでしょう・・・を取り外し。コンデンサは横にも亀裂ができてましたが抵抗は見た目何でもない感じはします

 

まったく同じコンデンサ(おそらく同ロット)を使っているC1016も一緒に交換したいところですがこれはちょっと保留

これらのCRはなくてもACは供給できるのでオシロとしては動作するはずですが一応補修品を探してみます