CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

電源ユニット取り出し

接続されているコネクタをいくつか抜いて筐体にヒートシンクを固定しているネジを外すと、ごろんと電源ユニットが取れました。

この表に見えるAC入力系+シリーズレギュレータと思われる基板とスイッチングレギュレータ基板の2枚が抱き合わせになっています。

 

基板を観察しているのですが破裂したものとか焼損したらしき部品がちょっと見つかりません。一番怪しいと思っていた電解コンデンサは、もし破裂しているとセパレータの紙や電解液がまき散らされて大惨事になってるはずですが基板は見た目実にきれいです。基板右端の1次側平滑とおもわれる青いコンデンサは、爆発するのを想定しているのかブロック交換でメンテ性を良くするためか黒いモールドに入ってます。でもこれも大丈夫そう。

小さいコンデンサ類も膨らんでいるとか液漏れしているとかはなさそうです

 

ところで抱き合わせ2枚の基板を相互接続するのにこんなパーツが使われています。基板側にコンタクトを直付けしてそれを串刺し貫通する櫛の歯状のピンでこういうパーツは初めて見ました。

 

この基板には4か所で使われていました。モールド部分に基板の孔と勘合するキーが付いていて、しかもその位置も違うので場所や方向を間違えないようにできています。ピン数が同じならどこにどの向きに挿入してもOKのはずなんですがね