CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

PWM出力

PICによるパルス出力ですが、手持ちがあったPIC12F675でやってみたのですがデジタル汎用出力をON/OFFでパタパタやるので数kHzしか得られません。さらにこのループにAD変換結果によるモジュレーションを組み込むとますます遅くなって数100Hzとなり全く使い物になりません

ここではピンコンパチでPWMモジュールが内蔵されているPIC12F1501に差し替えました。パルス出力の5ピンにPWM1の出力がアサインされているので回路はそのままでいけます

はじめてPWMモジュールを使うので最初はフィードバック無し固定出力でテスト。

TMR2でベースの周波数を決めますが高くするとPWMの分解能が荒くなるので20kHzとすると分周比は200。PWMはその4倍の分解能があるので設定値は0~799となります(400でDUTY比50%)

このパルスでFETをスイッチすると2次側に高圧(といっても30Vちょい)が現れました。無負荷ではほぼ32V一定でだいたい巻線比通りです。pwm=650を超えたあたりで急激に出力が下がりますがこれは細いパルスがゲート容量で潰れてしまってるためのようです

負荷を変えて出力電圧の変化を見てみるとpwm値は100~600くらいの間でコントロールすれば良さそうです

                                                     出力電圧 vs. pwm値