ちょっとかわったCPUを手に入れました。英INMOS社のトランスピュータです
トランスピュータというのはCPUに専用の高速通信回線(リンク)をもたせ周囲のトランスピュータと連携して並列処理を行わせるというアーキテクチャで、4組のリンクを内蔵しています。これを使って例えばシリコンの4価原子のように上下左右のCPUと結合してマトリックスを形成したり、用途によってはハイパーキューブ構造を取ったりすることもできます。
これは並列処理の方法として明解だしアイデアとしても素晴らしく現在の汎用スーパーコンピュータにも受け継がれているのですが、トランスピュータ自体は商業的にはうまくいかなかったらしくインモス社は吸収合併されてトランスピュータの開発は中止されてしまいました
シリーズとして16ビットのT2、32ビットのT4、それにFPUを内蔵したT8がありますが今回入手したのはT8シリーズのIMST805です
T805というと未来からやってきた人類殲滅アンドロイドみたいですが、はからずも劇中の設定ではアンドロイドから取り出した超並列CPUユニットをベースに開発したコンピュータネットワークが暴走して審判の日に至るというストーリーでした。このCPUはそんなに怖くなければいいのですが。