CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

VDP制御

8×8ドットの定義済パタンをタイル状に横32×縦24個(計768個)敷き詰めるだけというとずいぶん制約があるように感じますが、実は定義済パタンも768個定義できるので結局(32×8)×(24×8)=256×192のフルグラフィック!で任意の点にピクセルを描画できるlことになります。
でも色情報はさすがに持ちきれないので、横8ドットにつき16色中2色しか選べないという制約があります。
横一列同じ色でよく絵がかけるなと思いますが、先人はこれですばらしいゲームデザインをやってのけたわけです。
 
画面を生成するためのテーブルの引き当てはこんな具合で結構複雑

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パタン定義テーブルはフル画面と同じ容量があるのでパタン名称テーブルはすべてユニークな値で埋めて1対1写像にしておき、定義テーブルへの書き込み=画面上のピクセルへの書き込みとするのが一般的な使い方のようです。
 
しかし、TIの英文マニュアルだけで読み解くのはちと厳しい。
ネット上でもほとんどヒットしないロストテクノロジですが、何かどこかで見たような気が・・・
というわけで蔵書の下のほうから発掘してきました。
 
・・これ、そのものずばりですね。
ネットが世界の全てではない。知りたい情報の全てがオンラインではないってことです。

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奥付を見てビックリ・・ もう35年も前のか。何でとっておいたんだろう
 

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