CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

基板作成(2)

発注したV50の基板が早くもshippedになったのでこちらも加速します
 
エッチング後の基板と元のマスクです。
全く問題ない仕上がりです
 
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全体を光に透かして見ましたがパタン切れやピンホールも見られません。
 
以前、マスクにPPC用OHPシートにレーザープリンタで出力したものを使ってみたときは失敗しました。遮光不足でレジストにピンホールがあったためかエッチング後に黒ベタ部分が「夜空一面の星」状態になってしまったのですが、今回レジストされた表面部分は全く侵食された形跡がありません
 
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この基板内で最もクリアランスが厳しいQUIP周りのマスクデータ(上)と実際の仕上がり状態(下)です
 
2.54mmピッチにライン1本通し ランドのアパーチャ径が1.8mm、ラインが0.4mm幅設定なので最小クリアランスは(2.54-1.8-0.4)/2=0.17mmとなり危なそうですが実際の仕上がりはいい具合にサイドエッチが効いているようです
 
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ということで普通の安価なOHPシートでも充分使えそうです。