CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

GAL異常?

28ピンROMがうまく行ったので1Mビット以上の32ピン系のROM読み書きの作り込みを
していたのですが、なかなかうまく行きません。
 
ROMの制御ピンのタイミングを調べていてやっとわかったのがこれ。
ROMの/OE(アウトプットイネーブル)を制御する波形です
 
 
イメージ 1
 
書き込み中は現状のデータが読み出されないように/OEをHIGHにしておきますが
しばらく経つと勝手に/OEのレベルがズルズルと落ちてLOWになっているのがわかります。こうなると書き込もうとするデータとROMの元のデータがぶつかってしまいます
 
この信号はGALの中に組み込んだフリップフロップでデータバスをラッチしたもので、
振動しながらレベルが収束するので所謂「メタステーブル」状態かと疑いましたが
シビアなタイミングも無くラッチ直後はレベルが安定しているし、遷移に1秒近くもかかるのでそれも考えにくい、
となると単にGALマクロセルの出力トランジスタが壊れているだけかもしれません