CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

長時間サンプリング

現状チャンネル当たりのサンプリングメモリ長を1Kワード固定で動作確認してきましたが
実際にはサンプリング用のバーストSRAMは18ビット×512Kワード(9Mビット)もあるので
ロングサンプリングが可能です
ただ残念ながらデータ編集用のSRAMが512kバイト(4Mビット)しかなく、尚且つデバッグ状態では
プログラムがSRAM上で動作しているので最大でもデジタル128kワード、アナログ128kワードとなってしまいます
 
バッファを128kワードとし、サンプリング周波数も250kHzまで落として波形を取得した例です
 
イメージ 1
 
アナログチャンネルに2Hzのサイン波を入れていますが
このときサンプリング時間は 128kバイト/250kHz=約0.5秒なのでちょうど1周期分サンプリングされ
それを時間軸方向に1/512に圧縮して表示すると波形全体が見えます。
時間軸は200us/DIVの512倍で約100msとなりますが目盛値はオーバーフローしてしまい正しく表示されていません
右端のぐちゃぐちゃは表示用データが256個しかないのに横方向300サンプル表示のためSARM上のゴミが
見えてしまったものです
 
ここまで低速の波形を見るためにはロールモードを実装したほうがいいかもしれません