CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

はじめてのマイコン

1.プログラムを書こう

まずはじめに足し算で3+5を計算してみよう。
プログラムではAに3を入れておき、そこに5を足して答えを0xC010番地に入れるという手順です。
これを8085のマシン語に置き換えます。これをハンドアセンブルといいます。
アドレス コード   ニーモニック
C000  3E03      MVI  A,03
C002  C605      ADI  05
C004  3210C0    STA  C010
C007  C9        RET

2.スタートアドレスを決めよう

ここでは0xC000番地からプログラムを書き込むことにします
イメージ 1


C000[ADRSSET]

3.コードを入力しよう

アセンブルしたコードを順番に入力していきます。
[WRITEINCR]キーでデータが確定してアドレスが1つ進みます。
イメージ 2


3E[WRITEINCR]
03[WRITEINCR]
C6[WRITEINCR]
05[WRITEINCR]
32[WRITEINCR]
10[WRITEINCR]
C0[WRITEINCR]
C9[WRITEINCR]

4.入力があってるか確かめよう

READINCRキーを押すとアドレスがプラス1、
READDECRキーを押すとアドレスがマイナス1されて同時に
そのアドレスのデータが表示されるので見直しが出来ます。

5.いよいよ実行

ADRSSETキーでプログラムの先頭C000をセットしてRUNキーをプッシュ!
C000[ADRSSET]
[RUN]
一瞬で実行が終わってキー入力できるようになります

6.結果を確かめよう

ADRSSETキーで答えが入っているのC010番地をセットすると・・・
C010[ADRSSET]
イメージ 3

「8」が入ってたら成功。やったね

■足す数や足される数をいろいろ変えてやってみよう。
■引き算にも挑戦してみよう
■答えが255より大きくなったり0より小さくなるとどうなるか調べてみよう