CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

VFD電源

寄せ集め基板は到着したあと放置してましたがやっと開封しました。こちらは普通の緑色レジストです。表示器のバックになるので黒色レジストにしてみようかとも思ったのですが、製造仕様によると黒はどうもカーボンが含まれるようで絶縁抵抗が高くないとのことでやめておきました。

 

まず左上の基板を切り出しました。蛍光表示管に使う20Vくらいのプレート電圧とヒータ用の数Vp-pの交流を発生するDCDCコンバータです

 

さっそく部品を実装。特に今回は基板の中央にあるVFD用トランスが手に入ったのでこれを活用するプロジェクトです。

2石の自励式プッシュプルでトランスをドライブし2次巻線を全波整流平滑してプレート用DC22V、もう1組の2次巻線でセンタータップをDC3Vでバイアスさせたヒータ用ACを出力します。

 

ヒータ出力の波形ですが無負荷で約5Vp-p。発振周波数は意外に高く480kHzになりました