CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

割込み信号

配線修正ができたので改めて割込みテストです。
 
結果から言うとコーディングはそのままで無事LEDチカチカはあっけなく成功しました。割込み処理が行われている際の8259各信号をプローブしてみたのが以下の波形です。
 
CH1:  IRQ5入力(8253→8259  10Hz)
CH2:  INT出力(8259→CPU)
CH3:  /INTA入力(CPU→8259)
CH4:  /EN出力(8259→データバスバッファ)
 
 
イメージ 1
まずIRQ5に入力された10Hzのパルスの立ち上がりで割込みが受け付けられINT信号がCPUに通知されます。
CPUは割込みを受付けると2発の割込みアクノリッジINTAを出力します。
8259は1発目のINTAで当該割込みをサービス中として2発目のINTAでバスに割込みタイプを送出します。
この時、システムバスと干渉しない様に/ENをドライブしてバスバッファを閉じさせています。
 
実際はこの後割込みハンドラ本体での処理が始まるわけですが
割込み受付のハード処理部分は約4usで行われたことになります