CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

モニタ書込み

 
Cで書いたモニタのコードをROMにアサインするのはかなりめんどくさそうなので、もうRAM上で動かすことと割り切ることにします。
ただ毎回原始モニタから本番モニタのロード、アプリケーションのロードと手順を踏むのもおっくうなのでモニタの実行可能バイナリイメージをROMからRAM上に転送させることにします
 
まず電源ONすると
①ROM上に書き込まれた転送ルーチンが起動
②0x1000~0x2FFF番地に焼きこんであるモニタのバイナリイメージをRAM領域の
 0xD000番地へコピーする
③0xD000番地へ制御を移す
 
 
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これで電源ONと同時に高機能なモニタが起動しプロンプト状態になります
最初にROMに置く転送コードはこれだけです。
 
 
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転送命令のソース、ディストネーションともオートインクリメントができるのでブロック転送の記述も簡単にできます。
またROMに置くしかない割込みベクタも、今の時点で飛び先を決めてしまい埋め込んでおきました