CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

オートルータ

久々更新です
部品をボード上にやっと再配置してオートルータをかけました。
 
KICADから独立したこのFreeRouteは非常によくできています。
Eagleのルータは数時間格闘した挙句未配線ネットが残ってしまうことがありますが
FreeRouteではざっくりとした接続はものの5分くらいで終わってしまいます。
その後にオプティマイズが走り出しビアの数やルートの長さを少しでも少なくしようと一生懸命やっているのがいじらしく見えてきます。
このオプティマイズはいつ中断してもネットの整合性はとれているので、頃合いを見て中断・完成としてよさそうです。
途中で部品の配置がおかしくて変なルートを通るようであれば中断、完了した配線を全てリップアップして部品を動かしてから再ルーティングを繰り返しても苦ではありません
 
 
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ただこの最適化が一体いつ終わるのかが皆目見当がつきません。
接続完了直後に250個くらいあったビアが4時間くらい放置したら85個まで激減していたのでこれで良し。と中断してKICAD側へ書き戻しました。
 
配線はとてもきれいに仕上がっています。バスラインなど同じ方向へ行くラインは大体束ねられて信号の流れがなんとなくわかるような感じです
 
ただちょっと気になるのがICピンのパッドからのラインの引き出しが、何故かわざわざピン間の狭い方向に引き出そうとしている点です。
パッドにそういう属性を持たせているのかもしれませんがDRCのクリアランスチェックも通るのでそのままとしておきます
 
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本来は電源など主要配線は手書き、残りを自動配線して、さらに細かいところを手修正するのでしょうが今回はもうオートルータに完全お任せです。
GNDのベタも追加してなかなか良い仕上がりになりました
 
 
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