CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

NDP信号チェック

 
80287の制御がちゃんと行われているか自作ロジアナを接続してみました
I/Oとしての制御信号と、データやり取りのタイミングを取るためのハンドシェイク信号の数本を
プローブします。
 
CERDIPというのはリードがパッケージにぴったり付いていて隙間が無いので
かなりつかみにくい部分です
 
 
イメージ 1
 
 
 
この状態でテストプログラムを走らせて、sqrt87()関数1回分の波形を得たのが次の結果です
 
イメージ 2
 
/NPS1は80287へのチップセレクトに相当しますが80287へ引数を渡すとき、演算結果を受け取るときに
5回連続してNDPをアクセスしています。これは80ビット浮動小数点フォーマットlong doubleを16ビット
幅バスで5回に分割しているわけでまさに正しい動きです。
外部とのやり取りが無く30usくらい沈黙している期間はFSQRT本体の処理中ということになります
また/ERROR信号もアクティブにならないので処理中のエラーもないようです
 
つまりCPU⇔NDPのプロセッサ間通信は問題無さそうなので、あとは演算結果がどこへ行ってしまったか?
です