CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

また×3 ミス発覚

シリアルポートの動作確認をしようとしたところ、RS232レベルコンバータADM3202(回路図中ではMAX202)に
発生しているはずの+10V、-10Vが出てなく発振すらしていないことに気付きました。
そういえばこのICのそばにあるべきチャージポンプ用のC3も何故か近くに見当たりません。
 
パタンを追ったところ、C3は延々と引き回されてとんでもなく離れたアナログフロントエンド近くにあり、
なんとその片側がアナログ系VCCに接続されちゃっています。
 
はじめは???・・だったのですが回路図中でネットの属性を見てみるとチャージポンプ用のコンデンサC3
のネットには「V+」という名前が付けられてしまってます。
 
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いっぽう、アナログ系のVCCはデジタル系+5VとデカップリングするためCRフィルタを通して
「V+」というシンボルにつなげる設計をしていました。
 
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両者が同一信号とみなされて接続されちゃったようです。
 
しかたなく1箇所パタンカット、元々のC3は捨ててICの近くにコンデンサを追加しました。
かなりみっともない・・・
オートルータに頼りすぎて、自分のチェックが甘かったですね
 
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