CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

制御APL作成

ボードへのプログラムの転送、パラメータセット、実行、出力データの吸い上げ
イメージ表示を一括して管理するホストプログラムを作りました
ボタン1つでコマンドをボードに送り、結果を確認することができます

イメージ 1


マンデルブロ集合プログラムに少し手を加え、「バーニングシップフラクタル」を描画してみました。
これは余り知られていませんがこれも複雑で美しい図形になります
処理はマンデルブロとほとんど同じでzを2乗する前に実部虚部とも絶対値を取っているだけです。
zの漸化式は
イメージ 2
となります

ボード側プログラムも複素数計算の一部にabs()を挿入のみ
unsigned char burning_chk(double a,double b)
{
 double x,y,x1,y1;
 int n;

 x=y=0;
 for(n=1;n<NMAX;n++){
  x1=x*x-y*y+a;
  y1=2*fabs(x*y)+b;
  if((x1*x1+y1*y1)>4) return n/8;
  x=x1;
  y=y1;
 }
 return 0;
}

本来はburning shipという名前の通り、「壮大なカテドラルの前で炎を上げて沈没する帆船」
というイメージが得られるはずなのですが
解像度と配色が悪いのでしょぼい電飾にしか見えません。
中心座標 Re:-1.75、Im:-0.02 スパン0.1
386ボードでの生成時間は約60分でした。

色を赤系統にしてみました。

イメージ 3