CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ライン幅変更

仮版下を紙に出力してみるとラインの0.2mm幅があまりに貧弱で
ちゃんとエッチングできるか不安になってきました。
今の配線の込み具合だとなんとか0.3mmまでは太くできそうなので
ライン幅の変更を行いました。

PCBEでは一度入力したラインのアパーチャを変更できますが
1回にラインを1本しか選択できません。これまで入力したラインを1本1本変更していくのは
気が遠くなります。

でも、いい方法があります。PCBEの出力ファイルは次のようなテキストファイルで

  LINE:XS=169.455,YS=150.030,XE=169.455,YE=180.170,LE=0,AP=2
  LINE:XS=169.455,YS=159.650,XE=174.935,YE=159.650,LE=0,AP=2
  LINE:XS=169.455,YS=170.610,XE=174.935,YE=170.610,LE=0,AP=2
  LINE:XS=174.935,YS=170.610,XE=174.935,YE=159.650,LE=0,AP=2
               :
               :

LINEを記述してある行の最後の「AP=2」がアパーチャを示しているようです。
なのでLINEの「AP=2」を「AP=4」にテキスト置換するフィルタを作りました

while(1)
{
    fgets(str,255,fi);
    if(feof(fi)) break;
    if(strstr(str,"LINE:")!=NULL)
      {
        if((ip=strstr(str,"AP=2"))!=NULL)
        {
          *(ip+3)='4';
          s++;
        }
      }
    fputs(str,fo);
}

これで.PCBファイルを変換するとAP=2(0.2mm)のラインが全てAP=4(0.3mm)になります
変換されたライン数は4600本ありました

0.3mmでピン間2本のところも何とか通っていますが今度はクリアランスが厳しいか

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