CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ウェイト効果

SRAMのウェイトを4wait→1waitに変えたことでSRAM上で動作するアプリケーションは相当高速化されるんじゃ?とマンデルブロ集合プログラムをDLLして実行しました

ところが・・実行時間は4waitのときの388秒と全く変わってません

 

ん?何かミスったか、と一瞬思ったのですがこれはキャッシュの効果が支配的のためのようでキャッシュ無効の素の状態で比べる必要がありそうです

キャッシュOFFでの実行例は全体像が17秒という記録があり、今回同じ条件で13秒になったので多少速くなったようです

ウェイトが減って速くなったのはSRAMからのコードのフェッチだけでコードの実行サイクルは変わらないわけでこんな程度でしょう