CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

ファンコントロール

基板裏面に実装したPIC12F1822に冷却ファンのコントロールFWを入れ込んでみます。

まずCPUの温度を測定するセンサですがプラスチックフィルムでラミネートされた超薄型サーミスタ103JTヒートシンクに銅箔テープで貼り付けました

これは25℃の時の抵抗値が10kΩ、変化率を示すB定数も定格化されているので校正無しでだいたいの温度が読み取れそうです。

ヒートシンクに冷却ファンを固定してCPUにセット。ロゴ面が汚れるのがイヤなのでグリスや熱伝導テープは使わずに乗っかっているだけです

 

 

PICに書き込んだファームウェアはこのような感じ。シリアルのコマンドでサーミスタ電圧の読取り、ファンへのPWM信号出力を指示できます

 command:’R’                                   response: temp(L),temp(H) 

    command:'W',pwm(L),pwm(H)     response:'Z' 

久々にPICのコーディングしましたが多重化されたピンの機能設定でいつも引っかかります。

アナログ入力、PWM出力、シリアル入出力と機能を明示的に設定しても共用するデジタルポートの入出力設定の影響を依然として受けるのが解せません。設定したピン機能を最優先して共用する機能は切離しても良さそうなのですが