CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

コーデックでLチカ

コーデック本来の機能であるA/D、D/A部分の確認が先にできてしまったのですがおまけ機能の汎用出力ピンでLチカも一応やっておきます

汎用出力ピンXCTL0/1の制御はインデックスアドレス#10:pin control regに割り付けられています

 

ループバックプログラムを改造して割込み待ち永久ループtalkthruのなかでレジスタAY1の上位8bitの値をパラレルLEDとコーデックのXCTLに出力します

 

割込みルーチンは他のCPUボードでのテストと同じようにレジスタをインクリメントするだけの処理にしています

 

これを実行してみました。サンプルレートは48kHzにしたのでフレーム割込みも48kHzで発生していると考えられます

よってインクリメントも48kHzでおきるので16bitの最上位D15を反映するXCTL1は48kHz/(2^16)=0.73Hz ,同様にD14のXCTL0は48kHz/(2^15)=1.46Hz のちょうどいい速度でLチカできました

AY1の上位8bitの値は同時にパラレルポートに出力しているので最下位D8をカウンタでプローブすると48kHz/(2^9)=93.75Hzが測定できています