CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

メモリ構成(2)

DSPに外付けするメモリ構成を検討しました。DSP56001はプログラムメモリ空間とデータメモリ空間が分離されたハーバードアーキテクチャですがバスはスイッチングして共用しているので単一のメモリ空間にオーバーレイできます。プログラム空間64kwordとデータメモリ空間64kword×2セットは冗長分含めて256kwordに収まり、アドレス上位2bitは制御信号からグルーロジックで生成します

 

一方、ワード幅は24bitなのでこれは普通の8bit幅SRAMを3個並べるしかありません。ということで8bit×256kword=2MbitのSRAMがあれば3個でピッタリなのですが、なぜかSRAMのラインナップというのは2k→8k→32k→128k→512kwordという具合に4倍刻みしかありません。ROMは2倍刻みなんですが・・なので512kword(4Mbit)のHM628512を使うと半分無駄領域が出てしまい128kword(1Mbit)のHM678127では6個必要とどうも中途半端です

32kwordROMはSRAMの裏に配置しLSB側ROM1個からMODE1で特殊ブートさせるかプログラムメモリ空間にマップしてMODE2で通常ブートのどちらもできるようにしてみます