CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

量産計画

トランスピュータが動きそうとだいたい分かった時点で実はもう1個発注していました。せっかくリンク機構があるのでそれを確かめたいし、1人では寂しかろうと・・こうしてCPU多頭飼育崩壊が始まってます

前回と同じ業者で同価格、2週間くらいで到着しました。前より少し新しいロットのようです。実際このデバイスの在庫は潤沢にあるようで、キーパーツはむしろ84ピンPGAソケットの方ですがこれは残り1個あり、基板の方は使いきれないほどあるので問題なしです。

 

2枚目を作るにあたってやることは、事前のパタン修正はもちろんですがほかに改善するところとして、シリアルコントローラSCN2681のデータバスに入れたバッファ74HC245は省略してもいいんではないかと。マシンステートが25nsなのに入出力間遅延が26nsというのも足を引っ張ってる気もします

ただ実装せずにジャンパするのは見た目汚いので74HC245の代わりにSOPの集合抵抗付ければいいじゃん、自分冴えてる~   と思ったのですが

左 TC74HC245F              右 KOA HM16SET 120ΩJ×8                                             

 

74HC245は対応する入出力ピンが1ピンずれてました・・・・

もっとも、おそいSCN2681のデータ出力がCPUバスと衝突するのを防いでいたかもしれず、今回フラグ出力の変化をCPUバスから分離して観察できたのも74HC245のおかげなんでこのままの設計で行きます