環境が整ったのでCでプログラムしてみます
まずはソースファイル。内蔵パラレルポートP7を定義するためにヘッダファイルio900h1.hをインクルードしていますが、
ソース本体はアセンブラ言語でのLチカテストとほぼ同じになっています
ソースファイル:TEST.C
cc900 -Nb3 -O3 -laf %1.map -o %1.abs stc92ml.rel %1.c c92.lcf
オプションは
-Nb3:ターゲットCPUをTLCS900/H1指定
-O3:最適化最大
-laf fname:リスティングファイルとマップファイルを出力
-o fname:出力ファイル指定
ソースファイル以外の入力ファイルはアセンブル済スタートアップstc92ml.relとリンケージファイルc92.lcfです
リスティングファイル:TEST.LST
マップファイル:TEST.MAP
ちゃんとコードは0x20000、データは0x2000から配置されました
リンカが出力するオブジェクトTEST.ABSはIEEE695オブジェクトモジュールフォーマットで扱いにくいのでオブジェクトコンバータtuconvでIntelヘキサフォーマットに変換します
tuconv -ra 0x20000,,0 %1.hex %1.abs
さらにモニタでダウンロードするためバイナリに変換します
hex2bin %1.hex %1.bin
ようやくターミナルからDLLできる形式になりました